ボスミン液の一部製品を自主回収―第一三共(医療介護CBニュース)

 第一三共は2月22日から、アドレナリン製剤ボスミン液(100mL)、同外用液0.1%(100mL)の一部ロットの自主回収を始めた。キャップのゴム栓部分の酸素透過度が高く、有効成分アドレナリンの含量が使用期限(36か月)内の34か月時点で承認規格の下限値を下回る可能性があるため。同社では、当該製品を速やかに回収し、改良した製品の出荷に当たっているとしている。

 回収対象は、2007年10月23日-09年12月3日に出荷されたボスミン液(100mL)23万5173瓶と、09年11月26日―10年2月10日に出荷されたボスミン外用液0.1%(100mL)1万7961瓶。

 同剤は、気管支ぜんそくや百日咳に基づく気管支けいれんの緩解、局所麻酔薬の作用延長(粘膜面の表面麻酔に限る)、手術時の局所出血の予防と治療などを効果・効能として、耳鼻咽喉科など幅広い診療科で使われている。

 同社では、製品の品質・安全性・有効性に問題はなく、健康被害が発生する可能性は極めて低いと考えられるとしている。


【関連記事】
医療用医薬品市場、7.2%の高成長
アルツハイマー型認知症治療薬を承認申請―第一三共
長時間作用型のインフル治療薬を承認申請―第一三共
第一三共、4―12月期決算を発表
第一三共の米子会社、ジェネリック注射剤メーカーを買収

<偽1万円札>タクシー料金支払いで使う…前橋、高崎で3件(毎日新聞)
IT株巡るインサイダー取引、生保元社員ら認める(読売新聞)
<加茂市>「しまむら」を刑事告発 売り場拡大は条例違反(毎日新聞)
<長谷川等伯展>東京国立博物館で開幕 3月22日まで(毎日新聞)
長崎知事に自公系・中村氏=民主推薦候補破る(時事通信)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。